臨床心理士になるには

  臨床心理士になるためには、財団法人日本臨床心理士資格認定協会(以下認定協会)が実施する試験に合格することが求められます。昭和63(1988)年12月に第1号となる臨床心理士が誕生して以来、今日までに約24,000人の臨床心理士が活動しています。
  臨床心理士の資格認定試験を受験するためには、原則として認定協会の認定した指定大学院を修了していることが条件となります。
  詳細につきましては、認定協会におたずねください。

〒113-0033 東京都文京区本郷 2-40-14 山崎ビル402
   財団法人 日本臨床心理士資格認定協会
   TEL : 03-3817-0020 FAX : 03-3817-5858
   http://www.fjcbcp.or.jp/


岡山県では、現在(平成29年8月1日現在)のところ、第1種指定大学院として、

 ・岡山大学大学院 教育学研究科 教育臨床心理学専攻
 ・川崎医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 臨床心理学専攻
 ・吉備国際大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻
 ・ノートルダム清心女子大学大学院 人間生活学研究科 人間発達学専攻 臨床心理学コース
 ・就実大学大学院 教育学研究科 教育学専攻 教育支援学分野 教育臨床心理学領域

があります。
  なお、認定協会が指定する第1種、第2種、専門職指定大学院の違いは、所定の施設、実習、科目等の基準によるものです。第1種、専門職大学院修了者は、修了後すぐに資格試験(毎年秋に行われます)に臨むことができますが、第2種大学院修了者は修了後、一年間の実務経験が必要となります。
  なお、第1種、第2種、専門職大学院いずれを修了したとしても、そのことが臨床心理士の職務能力や力量に関係するということではありません。